『マガポケ』とは？無料で読める連載作品がいっぱい！
マンガアプリ「マガポケ」は講談社が提供するスマホ・タブレット向けのマンガ雑誌アプリです。
「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」の名作・連載作品まで無料で楽しめたり、ここでしか読めない話題のオリジナル作品も充実してます。
またアプリ内で週刊少年マガジンやヤングマガジンを購読することもできます。
今日はマガポケで個人的に注目しているオリジナル作品を２つ紹介します。
『ジュミドロ』- 剣のみで生きてきた奴隷少女が斬りひらく自由への道
瀧宏一先生作の『ジュミドロ』は、2024年9月27日から金曜更新で連載開始、現在単行本１巻が発売中です。
物語はコロッセオで剣闘士として無双の強さを誇る少女ラムネが、突然外の世界に解放されるところから始まります。戦いに巻き込まれながらも自由を求めて奮闘するラムネの姿が描かれています。
ラムネは小さな体でありながら、鎧を纏った騎士をも片手で両断するほどの剣技を持つ剣闘士です。しかし、外の世界に放り出された彼女は、「お金がなければ食べ物を買えない」「雑草は食べられない」といった基本的な生活の知識すら持っていません。さらに、人を傷つけることが許されない世界のルールに戸惑いながら、町に住む少女テオとの出会いをきっかけに、「普通」とは何かを少しずつ学んでいきます。
その一方で、物語の舞台となる世界では「指輪騎士」と呼ばれる存在が大きな力を持っています。彼らは指輪を使うことで、物を引き寄せたり、氷を操ったりするなど、多様な能力を操ります。中でも「円環の付与（バクルス）」という特殊な力で剣に力を宿らせる技術は、指輪騎士たちの象徴的な能力です。
しかし、ラムネはその超人的な能力を持つ指輪騎士たちすらものともせず、自らの剣技のみで彼らを圧倒していきます。戦闘シーンでは、指輪騎士の多彩な能力とラムネの圧倒的な剣技がぶつかり合い、物語に緊張感と迫力を生み出しています。
剣で敵を切り裂くラムネの戦闘シーンは迫力満点で爽快ですが、戦うことしか知らない彼女の孤独も同時に描かれているように思えます。この物語がどのように展開し、ラムネがどんな「自由」を掴むのか、今後の展開に注目です。
『はっちぽっちぱんち』- ほんわかJKが格闘で隠し持った狂気を解放！
原作：カツラギゲンキ先生、作画：嵯峨あき先生による『はっちぽっちぱんち』は、2024年1月27日から土曜更新で連載開始、現在単行本４巻まで発売されています。
物語は普通のほんわかJKの黒石希歩が女子格闘技と出会うことで、その隠し持った「狂気」を解放していく様が描かれます。
優等生で柔道部のマネージャーどちらかというと地味なタイプの希歩は、普段から「人を殴りたい」という衝動を隠し持って過ごしています。その「狂気」とも言えるほどの強い衝動を目にした、女子格闘技界のスターREIKAに誘われ、格闘技の世界に足を踏み入れます。
格闘技ド素人でパンチの打ち方どころか構え方もルールも知らない希歩ですが、試合中に見せるその圧倒的な「狂気」に魅せられるとともに、どこか得体の知れない恐怖を覚えます。圧倒的に実力が上の相手に対して「殴っていいんだ」と目をギラギラさせるその姿は、正直上に貼った1巻の表紙が詐欺と思えるほど可憐さは全く無く、むしろ「妖怪」と呼ぶ方がふさわしいと思えるほど希歩の「狂気」の描写には圧倒されます。
私自身、曽田正人先生の『シャカリキ！』や『め組の大悟』の主人公のような「狂気」をはらんだキャラクターが好きで、周囲からは理解できないほどの衝動を持つ主人公が周囲の人間を圧倒していくような作品をよく好んで読みます。『はっちぽっちぱんち』の希歩はそれらの作品の主人公に似た空気を持っており、彼女がその「狂気」で格闘技の世界にどのような爪痕を残していくのか注目です。
オリジナルも過去作品も楽しいマガポケ
今回、紹介した『ジュミドロ』『はっちぽっちぱんち』以外にも、『マガポケ』では週刊少年マガジンで連載中の作品はもちろん、オリジナル作品や過去の作品の配信も充実しています。毎日各作品に1枚ずつ配布される「無料チケット」で作品を読み進めることができる上、1日1回配布される「プレミアムチケット」はどの作品にも使えます。さらに、広告を視聴することで1話分を無料で読むことも可能です。
これを機にアプリをインストールしてマガジン作品の世界に飛び込むのはいかがでしょうか？
コメント