『サンデーうぇぶり』のおすすめ連載作品2選!アニメ化も期待される話題作!『竜送りのイサギ』『双影双書』

竜送りのイサギ・双影双 おすすめマンガ
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多くの魅力的な作品が無料で読める!『サンデーうぇぶり』とは?

マンガアプリ「サンデーうぇぶり」は小学館が提供するウェブコミック配信サイトおよびマンガ配信アプリです。

『週刊少年サンデー』『ゲッサン』『月刊サンデーGX』各誌の過去作品や連載作品を無料で楽しめるのはもちろん、ここでしか読めない話題のオリジナル作品も充実しています。また、週刊少年サンデーやゲッサンなどをアプリ内で購読することも可能です。

今日はサンデーうぇぶりで『アニメ化してほしいマンガランキング』にもノミネートされたオリジナル作品を2つ紹介します。

『竜送りのイサギ』 竜と人が交錯する壮大な和風ファンタジー!

竜送りのイサギ(1) (サンデーうぇぶりコミックス)

星野真先生作の『竜送りのイサギ』は、2023年9月3日より第一・三日曜日更新で連載開始、現在単行本3巻が発売中の和風ファンタジーです。

物語の舞台は「ヒムカの国」。竜が神として崇められるこの世界で、主人公イサギは罪人を処刑する「首打人」として生きてきました。流刑地「陵獄島」で生まれ育った彼は、外の世界を知らず、ただ罪人を苦しませないために技術を磨き続けてきました。ある日彼の運命を大きく変える死罪人――「稀代の名将」タツナミと出会い、彼との稽古を重ねることによってイサギはその業を受け継ぐことになります。

ついに訪れたタツナミの処刑の日、イサギがタツナミの首を打つ瞬間、彼の特異な能力「サトリ」によってタツナミが処刑されることとなった理由を知ることになります。それは「竜殺し」という、この世界で最大の禁忌を犯したことでした。

竜はヒムカの国では実在する神とされ、人々から崇められる存在。タツナミがその竜殺しという禁忌を犯した真の理由とは何だったのか、そして竜とは一体何なのかを探るため旅に出ることを決意します。

『竜送りのイサギ』の最大の魅力は、日本に似た雰囲気を持つ深い世界観とキャラクター描写の巧みさです。和風テイストの美しい背景描写や、竜を軸に展開されるミステリアスな物語が、読者を物語の深みへと引き込みます。また、美麗な描写で描かれる剣術アクションの迫力と、一癖も二癖もあるキャラクターたちの会話劇が物語に絶妙な緩急をつけています。

『竜送りのイサギ』は日本神話をベースにした日本人にとって馴染み深い世界観でありながら、竜が実在するという荘厳かつ魅惑的な異世界の雰囲気がとても印象的な作品で、壮大な空に舞う竜の姿や、剣術アクションの華麗な動きはアニメーションとして視覚的にも大いに映えること間違いなしとなっており、是非アニメ化して欲しい一作です。

竜送りのイサギ(2) (サンデーうぇぶりコミックス)
竜送りのイサギ(3) (サンデーうぇぶりコミックス)

『双影双書』 皇太子と影武者の強い絆!双つの命をめぐる壮絶な中華風宮廷劇!

双影双書(1) (少年サンデーコミックス)

舟本絵理歌先生作の『双影双書』は、少年サンデー2022年45号にて連載を開始し、休載を経てサンデーうぇぶりに移籍後、2024年8月28日に全4巻で完結した中国風ファンタジーです。

舞台は「叶(とう)」という中国に似た国。遊郭生まれの孤児である「宵(しょう)」が、皇太子「冠星(かんせい)」の影武者として選ばれ、宮廷に召し抱えられるところから物語は始まります。皇太子という立場ゆえ命を狙われる冠星。その顔に瓜二つのショウは、影武者という役割を背負わされ、過酷な訓練を受けながら、厳しい宮廷の世界に身を投じます。

初めは皇太子である冠星と影武者として仕える宵は主従の関係でしかありませんでしたが、共に過ごすことで次第に二人は深い信頼で結ばれるようになります。その関係性は、血を分けた兄弟のような絆とも言えるもので、シビアな状況の中にも時折見せる二人のほっこりしたやり取りが物語に温かさを添えています。また、宮廷内で冠星の命を狙う敵の存在や、誰が敵で味方なのかわからない緊張感が、作品全体を通して読者を引き込みます。

登場人物の中で私が特に印象的だったのは藍玉というキャラクターです。冠星の母親である赫華(かくか)はすでに亡くなっていますが、その後を継いで冠星を育てたのが藍玉です。藍玉は第二皇子の母でもあり、宮廷内の権力争いの中心にいる存在でもあり、冷徹な態度で冠星を教育します。その冷たさの裏に隠された葛藤や母親としての複雑な感情が、キャラクターとしての深みを生み出しています。

物語は序盤からの冠星と宵の絆と成長の物語が展開されますが、1巻の最後に冠星と宵に最大の試練が訪れることで、大きく動き出します。この試練を通じて、二人の絆や宮廷内の権力闘争の全貌が徐々に明かされていきます。ここでは詳しく触れませんが、その衝撃的な展開は間違いなく読者を驚かせるでしょう。そして、物語はそこからさらに深いドラマとサスペンスを描き出していきます。

『双影双書』の魅力は、壮麗な中国風の世界観と繊細に描かれたキャラクターたち、そして予測不能な展開にあります。冠星と宵が支え合いながら成長する姿は、読者の心を掴むこと間違いありません。また、誰が味方で誰が敵かわからない宮廷内の陰謀やサスペンスが、物語全体に緊張感を与えています。

『双影双書』の美麗な世界観は、アニメ化によってさらに際立つことが想像できます。中国風の壮大な背景や、時折見せるキャラクターたちの心温まる触れ合いは見る人をほっこりさせられ、彼らが置かれた過酷な状況とのギャップに魅せられることでしょう。もしアニメ化して映像として再現されれば、多くのファンを魅了する作品になること間違いありません。

『双影双書』は、壮麗な宮廷の中で繰り広げられるサスペンスと人間ドラマを楽しみたい方にぜひおすすめしたい一作です。

双影双書(2) (少年サンデーコミックス)
双影双書(3) (少年サンデーコミックス)
双影双書(4) (少年サンデーコミックス)

サンデーの名作と新作が無料で楽しめるサンデーうぇぶり!

今回紹介した『竜送りのイサギ』『双影双書』以外にも、『サンデーうぇぶり』では週刊少年サンデー、ゲッサン、月刊サンデーGXで連載中の作品はもちろん、オリジナル作品や過去の名作も多数配信されています。毎日23時間ごとに配布される無料チケットを使って連載作品を読み進めることができます。また、広告を視聴してポイントを取得すれば、さらに多くの作品を楽しめます。有料コインで最新話をいち早く読める仕組みもあり、サンデーの名作と新作が手軽に楽しめる、ファン必見のアプリです。

これを機にアプリをインストールしてサンデーをはじめとした小学館のコミック作品の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

サンデーうぇぶり

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